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血便  

院長のまつえです。

3月も中旬をすぎ、皆様どのようにお過ごしでしょうか。

最近はコロナ感染者、インフルエンザも徐々に落ち着いてきましたが、寒暖差も強く、体調管理には気を付けてください。

 今回のテーマは、「血便」についてです。

突然おしりから赤い便が出るとびっくりすると思います。

新鮮血の場合ほとんどが痔核からの出血です。しかし重篤な病気の原因のサインのこともあリます。繰り返す出血で毎回、痔だと思っていたら、大腸に大きいポリープや癌が見つかった例も私自身多く経験しております。

血便をきたす病気の一例として、感染性腸炎、炎症性腸疾患、大腸ポリープ、大腸がん、虚血性腸炎、痔、憩室出血などがあります。

・胃がムカムカする

・排便時に毎回血液が混じる

・繰り返す腹痛

・持続する下痢

・悪心・嘔吐がある

・便秘がひどくなった

出血に加えて上記のような所見を認めた場合は、大きな病気が隠されていることもあるため早めに医療機関を受診しましょう。医師の診察を受けずに放置することは賢明とは言えません。

当院では、経験豊富な内視鏡専門医による鎮静剤を用いた大腸カメラ検査が可能です。軽い鎮静剤でリラックスし、痛みを抑えた大腸カメラ検査を受けていただくことができます。初めての内視鏡検査や過去の大腸カメラ検査でトラウマを持つ方にも安心です。鎮静剤の量や種類は、患者様の年齢・体格・既往症等により適切に判断しますのでご安心ください。

どんな些細なことでもご相談ください。

 

 ・感染性腸炎   

いわゆる食中毒で、腸に炎症が起こることでじわじわ出血します。下痢症状を伴いますが、通常1週間程度で治ります。

 ・炎症性腸疾患

「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」という自己免疫の病気です。腸の炎症で潰瘍などができ、じわじわ出血します。感染性腸炎との違いは、長期間、軟便や下痢が続きます。

 ・大腸ポリープ、大腸がん

腫瘍の表面の粘膜がもろいため、じわじわ出血します。腫瘍が大きくなると貧血やひどい便秘、さらに進むと腸閉塞になることもあります。いつもと違う症状が出た時は早めに受診してください。

 ・痔

肛門部からの出血で、鮮血であるのが特徴です。排便後の出血やティッシュに血が付いたなどの症状があります。軽度の痔の場合は、出血は一時的なものです。

 ・虚血性腸炎

腸管の血流が一時的に悪くなった時に腹痛や下痢、出血をきたします。当院でも受診者が多く、炎症の程度のよっては入院加療が必要になることもありますので、突然の腹痛、出血を認めた場合は早めに受診してください。

 ・大腸憩室出血

大腸の憩室という袋の血管から出血します。暗赤色から鮮血の血液の塊が排便されます。大量に出血すると貧血となり輸血や緊急の内視鏡的止血術が必要なこともあります。

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