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大腸内視鏡検査の工夫1

院長のまつえです。

早いもので開院して1ヶ月が過ぎました。
近隣の方、また遠方より内視鏡検査を受けにきていただき誠にありがとうございます。

 

今回は当院の大腸内視鏡検査の工夫についてお話したいと思います。

1、痛みの少ない内視鏡検査
2、見逃しのない大腸内視鏡検査
3
、拡大内視鏡検査による詳細診断
4、院内で下剤の前処置が行える
5、日帰り大腸ポリープ切除

1、痛みの少ない内視鏡検査

痛い、辛いと言われる大腸内視鏡検査。これが検査を受けようと思っていても、なかなか検査から遠ざかってしまう最大の要因と思われがちですが、実は検査から遠ざかる最大の要因は症状がない事だと私は思っています。
出血した場合多くの方が大腸カメラを受けます。大腸がんの早期は症状がありません。
多くの方に大腸検査を受けていただくために、当院では少しでも痛みが少なく検査が受けられる工夫をしていきます。

それでは痛みの少ない体に負担の少ない大腸検査とは?

鎮静剤(うとうとする薬)を使って寝ている間に検査が終わる

 

それは少し違います。

 

大腸検査は肛門からカメラを入れて、盲腸まで進み、そこからカメラを抜きながら盲腸(一番奥)から肛門まで空気を入れて大腸全体を観察します。生理的な食べ物の流れと逆行してカメラを奥まで入れる。つまり痛みが出るのは肛門から盲腸に進む時です。

理由は大腸は腹腔の周りを取り囲むようにして走行している臓器で、上行結腸、下行結腸、直腸は腸間膜を持たず、腹壁や骨盤腔に直接固定されています。
要は固定されていない場所、S状結腸、横行結腸がカメラで引っ張られて痛みを感じます。

よく検査中にお腹を押しますね〜と

これは腸を伸ばさないための工夫なのです。

いかに固定されてない大腸の粘膜を引っ張らないで(伸展させないで)一番奥の盲腸に到達すること。

その技術に軽い鎮静剤を使ってあげることこれが一番苦痛がなく体に負担のない内視鏡検査と考えております。


これは術者の腕と考えてください。

痛み、体に負担の少ない内視鏡には、医師の経験や心遣いが一番大切だと思っています。

その心遣いにはリラックスできるような医師や看護師の声かけなどのソフト面も含まれます。

また心遣いには設備やテクニックなどのハード面もあります。

当院ではカメラの先端にフードをつけて腸をめくるよう、腸を伸ばさない工夫をして、送気量を最小限にして進んでいく事で痛みを最小限にします。

 

またお腹の張りを最小限に軽減するために空気ではなく、二酸化炭素に変えて検査を行っています。

二酸化炭素は空気の3040倍吸収に優れており、肺から排出されていきます。これによりお腹の張りを最小限に抑えることができます。

 


当院ではできるかぎり苦痛の軽減する工夫をこれからも行っていきますので安心してご来院ください。

次回は2、見逃しのない大腸内視鏡検査です。

 

 

 

 

 

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